柿本ホームのプレハブ建築栄枯盛衰

このところ歴史的な豪雨や超大型の台風、震度7の大地震などが次々と発生、日本列島が自然災害の脅威にさらされ続けております……

被災された皆様に皆様に心よりお見舞い申し上げます。

建物が倒壊・浸水するような大災害時では、家に住めなくなった方々が一時的に、もしくは中長期的に生活するための仮住まいが必要となります。

一時的な避難で大丈夫な方は小学校などに設けられた避難所に移りますが、中長期的に住まいのめどがたたない方は応急仮設住宅に移ることが多いそうです。

現在の柿本ホームはリフォーム・新築をメインとした地域密着型工務店ですが、20年前くらいまではプレハブ住宅の製造販売が大きな比重を占めており、1995年に発生した阪神淡路大災害の折には、多くのプレハブ住宅メーカーの皆様とともにプレハブ仮設住宅を施工させていただきました。

当時被災された方々にとって、少しでもお役に立てたのであれば幸いです。

 

30年前の主力商品、現在はお取り扱いしておりません。申し訳ございません<(_ _)>

 

1970~1990年代には2~6帖(畳)程度のプレハブ勉強小屋やプレハブ物置が飛ぶように売れたそうです。

ミニミニハウス(上のカタログ画像)のような小型のプレハブ小屋を庭先に設置する施工が多く、

「当時は職人もたくさんいたし、一日に3~5棟を施工しにいくのが当たり前田のクラッカーだったなぁ」

と、柿本ホーム在籍年数40年の大工さんからご自分の年齢を示唆するような感想をいただきました。

プレハブ小屋需要最盛期には、関東一円から長野・山梨・静岡といった甲信越中部地方まで施工しに、という毎日だったとか……現在はほぼ神奈川・東京中心なので、当時を知らない私には今ひとつピンと来ないこないです^^;

そんな感じで好調だったプレハブ小屋需要も、ちょうど2000年代に入ったあたりから陰りがみえ始め、2010年頃にはプレハブの建材(壁材や柱材)を卸してくれていた業者さんがのきなみ倒産・撤退…..弊社もこの時期にプレハブ小屋の製造・販売からほぼ手を引くこととなりました。

→ 需要激減の理由は、少子化や生活スタイルの変化・多様化などでしょうか………

プレハブ小屋は薄利多売で、安価で建材を入手するルートがなくなってしまった時点で立ち行かないのです(´・ω・`)

かくして、20世紀中はプレハブ住宅販売のイメージが強かった柿本ホームは、幸いにして優秀な大工さん達が残ってくれたこともあり、21世紀からはリフォーム中心の地域密着型工務店へモデルチェンジ?していったのでした…

かつて販売していたプレハブ住宅等のカタログ…柿本ホーム50年史の生き証人かも……

 

今でも時々、昔弊社でプレハブ小屋を購入してくださった方や当時の柿本ホームを知る方などから、

「物置がわりにミニミニお願いしたいんだけど」「庭先に作業小屋つくってほしい」

といったご依頼やお問い合わせを受けることがありますが、

プレハブ用の建材がないので、自社工場で壁や床を造作することになり、かつて30~40万円で即日施工可能であった6帖のプレハブ小屋に50~100万円かかってしまい、さらに建材造作にかなりの時間をとられるので工期も大きく伸びてしまいます。

と、プレハブ小屋からほぼ撤退している現状を説明させていただいております。

→ わざわざご連絡いただいた方には本当に申し訳なく思っております

 

ここまでネガティブな感じで書いてしまった弊社のプレハブ事情ですが、店舗や事務所等のプレハブフリープランは絶賛継続中です!!

プレハブフリープランに関してご興味のある方は、こちらのプレハブ店舗新築に関する記事をお読みいただければ幸いです。

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